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社会人野球:クラブ野球に新リーグ 来月から都内12チーム参加 /東京 (2011年3月2日、毎日新聞朝刊東京版)

◇試合機会を確保

 都野球連盟は4月から、都内の社会人野球のクラブチームによるリーグ戦を始める。景気低迷によって撤退した企業チームの選手の受け皿としてクラブチームが急増しているが、各社会人野球大会に出場するも大会序盤で敗退することが多く、クラブチームの試合機会を確保するために新リーグを結成する。都クラブ野球リーグの浅古純一・実行委員長(44)は「都内のクラブチームの強化・発展につなげるような魅力あるリーグにしていきたい」と意気込む。

 新リーグは都野球連盟加盟の12チームを各4チームの3ブロックに分けてリーグ戦を行う。各ブロックの1位3チームと、3ブロックで最も成績の良かった2位チームの計4チームによる決勝トーナメントを実施する。決勝トーナメントに進めなくても最低3試合は経験できることになる。

 都内のチームにとって、地方で行われる大会に参加しなければ全日本クラブ野球選手権、都市対抗野球、クラブ秋季大会のトーナメント形式の3大会しか公式戦がなく、全て初戦敗退なら公式戦は年間3試合しか経験できない。

 都連盟クラブチーム担当理事で実行委顧問も務める相沢芳夫さん(77)は「公式戦の緊張感の中でやる試合数が多くなれば、レベルアップにもつながる」とリーグ戦開催を歓迎する。

 日本野球連盟によると、1963年に全国で237あった企業チームは83(2月2日現在)に減少。一方、クラブチームは76から267(同)に増加した。これらを背景に同連盟は08年にクラブ野球リーグ構築5カ年計画を策定。各地で新リーグをスタートさせることを目標としており、昨年までに埼玉や京都などで始まっている。【松本惇】

〔都内版〕